MARC BOLAN'S 55th Birthday Special

 

マーク・ボランの55歳のお誕生日を記念し、HPでは「あなたが選ぶT-REXベストテン」を行いました。1〜10位までは本日のLADY STARDUST内で発表します。ちなみに11位以下は次の曲です・・・ということはベストテン内にはどんな曲が入ってるんでしょう?予想してみて下さいね!(結果発表はこちら

また、今回出演してくれるDJ、バンドのみなさんに「マーク・ボラン」についてコメントをいただきました。(敬称は略させていただきました)

 

                    「マークがいるから・・・」 text by サナダ カオル

 それは私がまだグラム・ロックの「グ」の字も知らなかった頃でした。T・レックスの曲で初めて聴いた曲は確か「メタル・グルー」でラジオで流れていたのを耳にしました。音は単調で歌の数が少なくてすぐにメロディが頭に戻って「ちょっと変わった歌声をしているなー」というのが第一印象でした。初めて目にしたアルバムは「ザ・スライダー」でしたが、内容を聴いたのはそれから10年位後でした。
 マーク・ボランの楽曲やファッションに魅了されたきっかけは、90年代初めの日本のグラム・ロック・バンドの存在を知ってからです。私にとって彼らはフィルターであり、眠っていた自分の本能の目を覚ましました。私にはもともと変身願望があったようです。彼らのライヴへ足を運ぶ時は大抵変装と化粧は欠かしませんでした。銀色のサテンのスーツ、銀色のビニールの衣装は全てマークからの影響です。
 曲の作り手としてのマークは、私が思うに「魔術師」です。少ないギター・コードであれだけの作品を生み出す才能、歌詞の意味はともかく、異国の私たちでも口ずさんで楽しめる親しみ易い楽曲、スゴイです!マーク・ボランは私の中では永遠のヒット・メーカーであり、永遠のアイドルです。亡くなってしまった外国のアーティストの中で「アイドル」という形容詞がこれでほどピッタリ当てはまる人は、この人をおいて他に誰がいるでしょうか?                              

 

                              text by どるたん(ハローワークス)

1977年、16歳になったオレは、自分への誕生プレゼントとして、発売されたばかりの「地下世界のダンディー」を購入。それからの日々は、もちろん聴き狂った。夢中になった。
そして数ヵ月後、修学旅行のスタート、東京駅のプラットフォーム、何気なく買ったスポーツ新聞にその記事が出ていた。
「マーク・ボランが死んだ・・・」
オレの修学旅行の思い出はそれだけだ。
今日は、マーク・ボランのバースデー。オレにとって特別なアルバムとなってしまった「地下世界のダンディー」からの曲をセレクトしてみた。楽しくやろうぜ!

 

                                         text by ひが(ハローワークス)  

実はそんなに熱心に聴き込んでいたわけではないのですが、「ポップ」にこだわる自分の姿勢に大きな影響を与えていると思います。あの「ユラユラグルグル感」が心地良いです。』

 

                              text by クマノ(ジャンガリアン・ハムスターズ)

 「マークボラン?誰それ。」グラムっぽい対バンの人とかにマークボラン好きでしょ?とか聞かれた時 大抵そう答えます。心の中では「お前の200倍好きだけどな!」とニヤリしつつ。大体飲み屋で僕とイサム(*1)がマークボランを語り始めたらバンドのメンバーでさえ「またですか」と言いたげなウンザリした顔をして「茄子の1本漬け〜」と力なく店員さんを呼ぶのです。そして妙に活き活きとした表情で「言う事ナス!」と言われても「あ〜、ね〜。」と死んだ鰯の目を向け黙らせます。
 「最高っすよね〜」ぐらいじゃ仲間に入れてあげないさ。当たり前。そんなんじゃ200分の1だ。
 これは試練であり、早くこっち来いよ!と素敵な世界への淫靡なインビテーションなのです。
 グラムと呼ばれているバンドは星の数ほどあるけど本当にグラマラスなのはマークボランだけ。鳥山明先生の作品が読めるのはジャンプだけ。くらい間違い無い。・・・かな?
 ギターにせよボーカルにせよ圧倒的に肉感的で生々しくエロい。モンドリ打つような歯痒い質感。
 うまく言えないけれど初めて勃起した小学生が「ママ〜!おちんちんがムズムズするよ〜!!」と叫びたい衝動をグッと抑えている感じ?!だべ?だべ〜!!・・・ハァ、違いますか。そうですか・・・
 チン&チャップマン関係とかR&Rとしてはまぁ嫌いじゃないけどサウンド的にはハードロックでしょ
 ハードロックとしてもツェッペリン(*2)の100分の1以下のグラマラスさだしノッペリしちゃってる。
 化粧しました。グラムだべ?みたいな。ちんこ丸出しでえげつない。ママはそんな子嫌いですよ!グラム歌謡とか言って第2のイエモン目指しちゃってる奴らは論外。
 グラムどころかロックでさえない3年やってダメだったら実家帰るんだべ?今帰れよ。ギターは僕に下さい。(←え〜〜!!?でも欲しい。情けない。)
 マラボー(*3)とか☆とかそこまで付けてないでしょ実は。夏とかT−シャツにGパンだけだったりしてそれでも凄くセクシー(*4)なのねマークは。歌やギターのみならず身体中からジョワジョワと溢れいる。
 本物には敵わない。一緒くたにするのは危険過ぎる真のオリジネイターだと思います。
 ま、でもそんな色々考えなくてもゴキゲンなサウンドだよね。音楽を語り過ぎるのは無粋だ。
 ココまで書いておいてアレだけどマーク自体実際は結構適当な部分も多いヤツだと思うな。(笑)
 真面目に聴いてもイイし晩飯作りながら聴いてもイイ。他で代用出来ない最高のロックンロールがそこにある。
 マークボランが大好き。だけど何時だって
「ジョンレノンは君の名前を知っている。僕だって彼の名前なら判っているよ。」(*5)
と、人懐っこい笑顔ではぐらかされてしまう。
                    2002年9月 ジャンガリアンハムスターズ クマノ

1 ジャンガリアンハムスターズ上手(*6)カクカクと妙な動きの黒人ギタリスト。宮尾すすむ似。
2 代表曲はブルーザーブロディーのテーマ等。持っていないけど1曲もの凄く好きな曲がある。
3 グラムを名乗る人が異常に好むアイテム。名称の響きから想像されるエロい道具ではない。
4 関西人的にはセ↓ク↑シー↓。「ク」に強いアクセントを。ネクタイやネクターも同様。
5 BallroomsOfMarsより。自分が関西娘なら「いけずやわぁ!」と小突いてやりたい。
6 かみて。お客さんから観て右側。別にじょうずなワケではない。うわてでもない。